前回に引き続き、大風や大雨などによる天災に対しての対処法を
ご紹介しておりますが今回は川や冠水道路などで車が水没してしまい
浸水によりエンジンが止まり、電気系統も全く作動せず
パワーウインドウも開かない、ましてや水位も上がり水圧でドアが開かない状況！

 

車内に脱出用ハンマーがあれば、すぐにサイドウィンドウを割り脱出することが

できるが、脱出用ハンマーがない！！！

実は、脱出ハンマーがなくても車内にあるものを使用すれば脱出ができてしまいます！

 

そのアイテムが・・・・・

 

 

ヘッドレスです！！！！

このヘッドレスを使って、ガラスを割ることが可能です。

 

 

まずは、ヘッドレスを取るために写真のように黒いボタンを押しながらヘッドレスを上に引き上げます！

次に、ヘッドレスの金属部分を使います。

 

 

この金属部分を窓枠に差し込みます。

しっかりと深く差し込み、てこの原理でヘッドレスを手前に強く引くとガラスを割ることができます！

 

 

車内に水が侵入すると思考回路は停止に向かい、完全に沈めば水圧もなくなり

ドアを開けることができるという冷静な判断もできなくなる・・・

 

助けを求めるも、車の窓は閉め切られたままで声は外に出ない！

友人や家族に助けの電話をかけて的確な指示ができる人がどれくらいいるだろうか

 

こんな話を聞いたことがあります。

 

日本史上に残る大災害の時に、家で避難待機をしている母親の電話に娘からの電話・・・

 

娘「お母さん！助けて！」

娘「車ごと川に落ちて、車の中にどんどん水が入ってくる・・・

もうお腹の辺りまできてる・・・・こわいよ！」

 

母「窓開けて、外に出れないの？？？？」

母「ドア開けられないの？？？？」

 

娘「エンジンも電気も切れてしまい、窓を開けようとしても開かない！

ドアも重たくて開かないよ！！」

 

母「何かで窓ガラス割ってそこから脱出して！！！！」

 

娘「鏡とか傘、車の鍵で試したけど全然割れない！」

 

母「ヘッドレスは？？？？」

 

娘「全然ダメ、ヘッドレスでも割れない！！」

娘「ねえ！どうしよう、もう首のところまで水が上がってきてる・・・

お母さん、やだよ、、、死にたくないよ、、、

助けて、、、、お母さん、、、、こわいよ、、、お母さん、、、、お母さん、、、、」

 

「・・・・・・・・・」

 

 

これが親子、最後の会話になってしまいました・・・

 

この話を聞いて、一人でも助けれる情報を提供したいと思い今回この記事を投稿させていただきます。

令和4年9月23日から台風15号で被害を受けた方におかれましては心よりお見舞い申し上げます。