もし、車ごと水中に沈んでしまったとき・・・あなたは脱出するための知識はありますか?
車ごと水中に沈む?
そんなこと、海に突っ込まない限りあり得ない!
なんて思っていると、助かる命も助からなくなってしまいます!
実際に、起こりそうなことをイメージしてください・・・
いつも使う橋が、崩壊・・・
河川の増水・・・
土砂崩れ・・・
まさかの状況になってしまうことは、十分にあり得ます!
閉じ込められた!どうしらいいの?
こんな最悪の状況になったとき、車からの脱出方法を知っていれば助かる命、助けれる命があるはずです!
今回は、水没した車の窓もドアも開かなく閉じ込められた時の脱出方法をご紹介いたします。
1、脱出ハンマーで、サイドガラスを割る!
事前に脱出用ハンマーを車の中に準備しておきましょう!
水位が深いとエンジンは始動しなくなりドアもウインドウガラスも開かない状態で水没してしまい車内に閉じ込められてしまいます。
そんな状況で、もっとも有効的なのはサイドのウインドウガラスガラスを割って、水を進入させドアを開けるか、もしくはガラスがなくなったウインドウから脱出といった逃げ道ができます。
前回でもお話ししましたが、ガラスを割る場合はサイドのウインドウガラスを割ってください!
フロントウインドウガラスを割ろうとしてもフロントガラスは合わせガラスになっていますので割るのは非常に困難ですので、
サイドのウインドウガラスを脱出用ハンマーで割り外に脱出しましょう。
冠水が心配される地域に住む方は、脱出用ハンマーを事前に用意しておくことをお勧めします。
なお、脱出用ハンマーを使ってガラスを割るときは、サイドガラスの中央を叩くよりも四隅を叩くことで割れやすくなります。
2、脱出用ハンマーガラスがなく割れないときは車中に水が入ってくるのを待つ!
万が一、ドアや窓が開かず、ガラスも割れないという最悪のケースの場合は、車の中に水が入ってくるのを待つのが得策です。外と車の中の水の深さが近くなると、ドアにかかる圧力が小さくなりドアが開けやすくなります。
車内で閉じ込められてしまうと、恐怖心で一刻も早く外に出たいと焦ってしまいますが、冷静に考え状況を判断し行動することが最も需要になってきます。
ただ、やはり車内に水が入り込むと怖くなりパニックになってしまうと思います!
そこで、脱出用ハンマー以外でサイドウインドウガラスを割る手段を次回ご紹介いたします。