内窓の汚れは、意外と手強い?
ガラスの内側の掃除は意外と難しく、拭き残しや拭きムラで悩む人が多い
最近の車のフロントガラスは大きく深さもあるので、内窓掃除は非常に苦労します。
これは、プロのカーディーラーでも悩みの一つと言われます。
では、なぜそこまで難しいのか?
理由は、ガラスは傾斜があり無理な姿勢で拭き上げる為、満遍なく掃除したつもりでも力が一定に入らず拭き残しやスジが発生しやすくなっています。
掃除後では気にならなくても夜間に対向車線からのライトが当たると綺麗に掃除したはずなのに、ムラやスジがはっきりと見えてしまったり
日差しに当たった時に、拭き残しを発見したり掃除したハズが逆に汚くなってしまったと思う人も多く、掃除しない方が良かったと思ってしまいます。
今後、掃除の際に今までよりも仕上がりを良くするために
- ガラスの汚れはと一体何なのか?
- なぜ発生するのか?
を説明させていただき、効率的なフロントガラスの内側の掃除方法を紹介したいと思います。
フロントガラスの汚れの原因は?
車内側のフロントガラスの汚れの原因は様々ですが、こんな事が考えられます。
- 車内を舞うホコリ
- タバコを吸う人であれば、タバコのヤニ
- フロントガラスを触ってしまったら、手垢や皮脂類がつく
- 外気の導入で車外から侵入してきた排気ガスによるオイルミスト
- 車内清掃の時に噴霧する艶出し剤やレザーシートクリーナー
- 上記の汚れが混ざって定着した複合汚れ
などがあげられます。水で拭けば落ちるような汚れもありますが、ほとんどが油性の汚れです。
では、フロントガラスの汚れをキレイにする方法とは?
フロントガラスの汚れが目立ってくると、濡れた雑巾などで拭きがちです。
これは、これで一瞬キレイになってように思いますが、日にあたると、白ボケのような跡が残っていたりします。
汚れには、水で拭き取れるものと、そうでないものがあって、大体の汚れは水では拭き取れないものです。
例えば手痕などは、水拭きや、ティッシュなどで拭き取ったのでは、油を塗り広げるだけとなります。
根本的にキレイにするには、油分を分解して洗浄する必要があります。
車の内窓ガラスの掃除方法
ここで、意外なものを使用します。
ガラスクリーナーなどは使用せずに、精製水を使用することをオススメします。
ガラスクリーナーなどは、アルコールや界面活性剤が入っていたりするので、
アルコールだと揮発性が高いため、汚れを拾いきれなかったり、界面活性剤は余計に白ボケを起こしてしまったりします。
精製水は、混じり物が全くないので拭き上げ後、成分残りがなくキレイに仕上がります。
では、掃除の手順ですが精製水を使い水拭きを行いすぐに乾いた綿タオルで乾拭きを行いましょう。
ここで重要なのは、きれいな水拭き用の綿タオルと乾拭き用の綿タオルをそれぞれ用意してください。
水拭きを行ったら、自然と乾く前にすぐに乾拭き用の綿タオルで乾拭きをしましょう。
ドアの窓ガラスは1枚1枚、濡れ拭き!乾拭き!をして水分を残さないよう拭き上げてください。
フロントガラスは、面積が広いため、1/4ずつ分けて拭くと失敗せずにきれいに仕上げることができます。
拭きムラのチャックは、内側と外側の両方から角度変えながら確認するとわかりやすいです。
まとめ
という事で、内窓をキレイにする方法をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
内窓掃除の意外なアイテムは
・精製水
・綿タオル
どちらもお手頃な価格で手に入る商品なので、一度試してみてください。
運転の際、フロントガラスが汚れていると、とても危険です!
安全のためにも、しっかりと汚れを除去してキレイな視界を確保しておきましょう。