・撥水シャンプーだけでクルマ全体を汚れを落とし撥水させることができる。

・一時的ではあるが艶が得られる。
シリコンの入った撥水シャンプーの効果は、一般的なワックスに比べると輝きや耐久性は劣りますが、手軽さという最大のメリットを活かされ洗車の回数を増やすことも可能です。

・撥水効果によりボディに水をかけた水滴がコロコロと滑り落ちやすくなるので、拭き上げ時間も短縮されボディ全体の水分を拭き取りやすくなります。

・固形ワックスと比較すると、固形ワックスは塗りムラができてしまいやすく、水垢がたまる要因になってしまうケースもあります。
その点では撥水シャンプーのほうがムラになりずらく作業性も高いので便利です。

・撥水シャンプーでガラス面まで洗車してしまうと、ガラス油膜をみずから作り出してしまう。
撥水させるシリコン成分が入っているので、屋根に残ったシャンプーの成分がフロントガラスに流れ落ちることで油膜として付着してしまいます。
特にフロントガラスの油膜は、ワイパーの動きを妨げるほか、雨天時の夜間などはギラギラと視界を妨げます。

・撥水シャンプーの泡をしっかり流さないと、埃などを寄せ付けやすくなってしまいます。
よって雨染みの原因にも・・・

・気温が高い炎天下の中で、撥水シャンプーを使用した洗車を行うとシミやムラの原因になりやすい。

・スタンドなどの洗車機も同様、撥水シャンプー洗車は部品の素材や部位に関係なく、ボディすべてが撥水コーティングされてしまい窓ガラスの油膜が付きやすくなります。

撥水シャンプー使用上のポイント

撥水シャンプーは、非常に便利なワックスインシャンプーです。

使用時には、

・気温が高い炎天下での洗車はしない

・洗車後、しっかりと泡を洗い流す

・窓への付着を、防ぐ為にガラスクリーナで仕上げの拭き上げを行う

・洗車機では、撥水シャンプーのメニューよりも通常のシャンプー洗車か水洗い洗車を行うことをオススメ
　（特に、コーティングをしている車）

撥水シャンプーのデメリットも理解して、愛車のキレイを持続しましょう。